【審美歯科症例】以前に外傷でぶつけた上の前歯が動いてきた – 取れそうなので何とかしてほしい/30代男性/#48

この症例は、以前にぶつけた前歯がぐらぐらしてきたことを心配して来院された30代の男性の治療例です。歯を残すのが難しい状態だったため、見た目と強さのバランスを考えて人工の歯を使った治療を行いました。治療後も定期的に通院され、9年たった今も自然な見た目としっかりした状態を保っています。このように、治療後もきちんと経過を見守ることが長持ちにつながります。

術前

概要

  • 初診:2013年 治療当時30代男性、非喫煙者
  • 主訴:以前に外傷でぶつけた上の前歯が動いてきた。取れそうなので何とかしてほしい。
  • 治療方針:虫歯、色、歯並びの改善を目的とし、保存不可能な左右上1を抜歯し、右上2~左上2までの4本ジルコニアセラミックブリッジ装着を行う。
  • 前歯のみの治療期間:半年
  • 費用:

術後

ソケットプリザベーションといって、抜歯後の顎骨や歯茎の退縮を予防する処置を行っているため、左上2~右上2までの歯頸ラインがえる程度整っているのがわかります。後は3~4か月メンテナンスを維持して、少しでも永くトラブルが生じないことを願うばかりですかね。

術後 9年

幸い、歯茎の炎症、退縮、オールセラミックの破損等を認めない。できるだけ長く維持してほしいと希望する。

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