インプラント
インプラントの長所と短所
インプラントの長所と短所
インプラントの長所
- ブリッジと違い、他の残存歯にダメージを与えにくい。
- 入れ歯と違って、金具がかかる歯にダメージを与えない。
- 虫歯にならない。
- 金具の入れ歯と違って、違和感が少ない。
- チタンは不溶体のため、金属アレルギーを生じる可能性が限りなく低い。
- 虫歯にならないので、入れ歯の固定源(マグネット、ボールアタッチメント、ロケーターアタッチメン ト、バーアタッチメント)に最適である。
- 一般的に物が噛めるようになるので、胃腸障害がおきにくく、呆けにくくなる。
- 唾液の分泌も促進されるので、抵抗力がつく。
インプラントの短所
- 歯と同じで、インプラントの周りが不衛生になると、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を起 こす。また、自己防衛力がないので、一旦感染がすすむと歯に比べて進行が早い。
- 生体親和性がいいと言っても、身体にとって異物である。非常に稀に金属アレルギーがある。また、体質にあわない場合がある。
- 天然歯と違って、歯根膜と呼ばれる歯の周りのクッションがないため、噛みごたえがわからない。また、長期的にみた場合、対合歯をいためる可能性も否めない。故に健全な天然歯に勝るものではない。
- 管理されていない全身疾患などを患った場合、インプラントの脱落につながる可能性がある。
- 外科処置が必要である。
- 寝たきりになった場合の口腔管理が大変である。
- かみ合わせの変化、歯ぎしり、食いしばりによりインプラントに問題が生じる場合がある。
- 費用がかかる。自己管理(タバコを吸わない。)、定期検診が重要。
- できれば10年以上をみた治療法で、一生もつものであるとは言えない。(例えばペースメーカー、心臓の人工弁、植毛、美容整形、人工関節、義足、コンタクト、メガネなどあらゆることに言えることではないでしょうか?自然のままで恐らく死んでいく人の方が、少ないでしょう。)